こんなに違う!自主性を重んじる「高校の面談」VS 面倒見の良い「塾の面談」

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よつばが公立高校に入学して数カ月後に高校と塾の面談がありました。

公立高校は私立ほど手厚くないとは聞きますが、よつばの進学先も割と管理しない学校です。それはそれでよかったのですが、あまりにもそのレベルに驚愕したので「高校の面談」と「塾の面談」を比較してみます。

※あくまでも、とある人物の通学先と通塾先の例です。すべての公立高校と大学受験塾に当てはまるわけではありません。


予備知識

よつばの進学先はMARCH進学がボリュームゾーンのいわゆる公立二番手校。割と自由な校風です。

一方、通塾先は割と面倒見が良い、高校受験で通った塾とは違う系列の塾です。国語重視で選びました。

規模は…大学受験塾となると大手で1,000教室、中規模で数百教室くらいでしょうか?となると…通塾先は米粒くらいの小規模塾です。


【面談の形態】: 高校はさくっと二者面談 VS 塾はみっちり三者面談

高校の面談は親と先生の二者面談で参加は自由でした。案内のプリントには「特にこなくていいですよ~。」感が漂っていましたし、生徒にも

高校の先生:「参加は希望者だけなので無理しないでと伝えてください~」

と念押ししていたそうな。先生と生徒で事前の面談もあったそうですが、よつばの順番が回ってくる前に面談日になったそうです💦結構適当な先生でした。

一方、塾は始めての面談ということもあり参加は必須。しかも可能な限り三者面談というお達しがありました。

もう高校生なので生徒自身に理解してもらったり、自覚してもらうことが多いからなのでしょう。実際に志望校についてなど本人在りきの内容でした。


【生徒への関心】: 高校は全く触れず生徒に無関心 VS 塾は授業態度を報告、生徒の情報も把握

今まで学校の面談といえば「学校での様子」が中心でした。小学校も中学校も校内でどんな風に過ごしているのか、友達付き合いや部活動の様子が、勉学を差し置いて何よりも重要な共有事項でした。

それが高校の面談では全くなしでした。衝撃的です。高校生なのでさすがに勉学中心になり、授業の様子とか、テストの成績とか触れられると思っていたのですが、全く言ってきませんでした。

授業態度が悪すぎる生徒は言われていたそうですが、そうでなければ何の情報も報告なく、先生の方からよつばの家庭での様子を聞いてくることさえありませんでした

一方塾では、面談を担当した講師の受け持ちの教科に限ってですが、授業態度やテスト結果についての報告がありました。英語講師が担当してくれたので、前向きな話ばかりで良かったです。

高校受験の時も担任が英語講師だったら、なんぼか楽だったろうな、と思います。やはり得意科目の講師との面談だと居心地がいいですね💦

そして驚いたのは、個人の部活動まで把握していたことです。

塾講師:よつばさんは土曜日は●●がありますね。

母(私):えっなんでご存じなのですか??

塾講師: いや、こちらに入塾時に記入いただいていますので…

母(私): あっそうでした。

入塾時に全ての曜日に個人の活動(他の習い事、部活動)を書き込むようになっていました。個人のスケジュールを把握して可能な学習時間を割り出しているのでしょうか…。塾恐るべしです。


【文理選択】: 高校は確認するだけ VS 塾はその先まで確認

入学して数カ月後の面談ですが、どちらもあったのが文理選択についてです。

高校では事前に本人にアンケートを取っていたので、それを見て確認されました。

学校の先生:よつばさんはもう決まっているようですね。親子で相違はありませんか?

母(私):はい、本人の希望通りで問題ないです。

文理選択は親の同意も要るのだと知って驚きましたが、事前によつばに聞いていた通りなのでスムーズに進みましたが、質問をしてみたところ、ショウゲキの回答が。

母(私):上の学年は文系と理系は何クラスずつあるのですか?

学校の先生: えっ、分かりません…2~3かな~?

知らないなんてことあるのでしょうか…。そういう情報は先生で共有しているものではないのでしょうか…。驚愕でした💦しかも適当に2、3と答えられたし。

一方、塾では文理選択の話の前に

塾講師: よつばさんは将来は何をしたいのですか?

と単刀直入な質問によつばも面喰っていましたが、なんとか受け答えしていました。よつばの志望校は高くも低くもないのですが、講師も志望校を否定することなくメモを取りまくっていました。そして

  • オープンキャンパスに参加する
  • 志望校の試験科目を把握する

ことを念押しされました。文理選択のその先までしっかりと確認していました。


【進度】: 高校は担当教科以外は無知 VS 塾は他教科も把握

文理選択の話の流れから、さらに質問しましたが高校の先生の返答に失望、塾の先生の返答に感心してしまいました。その質問とは

数学の進度はどのくらいなのですか?

というものです。パパの時代の公立高校は先取りは一切しなかったようなのですが、私の田舎でも数学は先取りさせていたので一応聞いてみたかったのです。

学校の先生: え、数学のことはちょっと分かりません…。教科書の購入はないのでプリントを使って先取りするかも…?

と受け答えも曖昧。文系の先生なので仕方ないのでしょうか。いや普通把握していないものなのか?誰かに確認する気もないようでその後も正式な回答はもらえていません…。

一方塾では、

塾講師: 数学〇〇コースの進度は夏までに〇〇まで、1年で〇〇まで進みます。

とほぼ即答。英語の講師ですよ。しかも

塾講師:よつばさんの学校は今どこまでやっていますか?

よつば: えっと〇〇は終わって…

塾講師:あ、速いですね、それでは〇〇コースの夏期講習はどうですか?

と数学の営業までできるヒトでした💦なんなのでしょう、学校と塾の講師の差は…。やる気の問題?


【質問回答力】: 高校は担当教科のみ VS 塾は他教科もできます!

面談の最後にはお決まりの「何か他に質問はありますか?」ですが、

先生は自分の担当教科以外は分かりません、というような感じなので、担当教科の勉強の仕方を聞きました。それが精いっぱいで、英検のサポートをしてくれるのか、とかとても聞ける感じではありませんでした。(してくれそうにない。)

とにかく、高校の面談はよつばについてというよりも手続きについての確認が中心でした。

一方、塾の面談は思い切って、講師の担当教科以外について聞いてみました。

母(私):「現代文を追加で勉強させたいのですが、お薦めはありますか?」

そうすると、武田塾並みにお薦めの参考書を教えてくれました。..しかも即答…。何のメモも見ずに。

確かに塾というものは、担当教科以外の知識も必要なようで高校受験の塾でも他教科についてもどの先生も詳しかったです。

しかし高校受験は自塾のテキストが中心になるので、市販テキストが活用できる大学受験はやはり高校受験とは別物だなぁと思いました。講師の知識もより広く求められるようです。てか、今回の比較は「高校」と「塾」でした💦






高校と塾を比較してみましたが、単に今の学校の担任の先生が異質なだけかもしれません…。学校も塾もさまざまなので良き人と出会えることを祈るしかないのでしょうか??

以上でした🍀お読みいただきありがとうございました。

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