こんなに違う! 高校受験塾と大学受験塾。メリットが大きいのは大学受験塾?

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よつばが高校生になって数か月。再びの通塾生活も慣れてきたところでしょうか。

勢いで入れてしまいましたが、大学受験の塾は高校受験の塾といろいろと違うところが多いなぁと思ったので書いてみます。


まえおき

ちなみに塾と予備校の違いをいろいろ調べてみましたが、よく分からないのでここでは全部ひっくるめて「塾」と表現させていただきます。

一説によると大学受験の対策を教えるのが「予備校」、学校の授業の補習的な内容になるのが「塾」という説もありますが、大学入試は学校の授業がそのまま入試に直結しているのでどちらも大学受験の対策になっているはずです…

また、ある説によると講師が一方的に説明している大手塾が予備校で、双方向授業だったり個別形態だったりするのが「塾」という説も。しかし今や大手予備校も少人数で双方向授業をしていたりします…もはやこの違いは説明できない気がします。




大学受験:単科受講で十分 vs 高校受験:全て受講しないと不安

高校受験塾は英国数の3科目セットで受講するのがスタンダードで、大学受験塾は単科受講がスタンダードという大きな違いがあります。

厳密には高校受験塾でも全教科必修というわけではないようですが、1科目のみの受講はお願いしづらかったり、受講していない科目は模試で不利になりそう…という不安も付きまといます。それゆえ言われるがままに受講する人も多いのではないでしょうか。9割以上の人が主要3科目は受講しているのではないかと思われます。

一方、大学受験塾は基本は受けたい科目を受講します。

「全科目通わせないと心配だわぁ」

と流されて受講しがちな高校受験と違って

「苦手科目だけでいいや」とか「英語や数学の予習に」

と目的を絞って受講するのが大学受験塾のスタンダードです。

なんと教科ごとに塾を変える強者さえいます。理数は●●塾、国語は大手予備校、英語は英語専門塾…といった風に、それぞれの塾の持つ特徴のいいとこどりをするそうです。…はい、これは高額にはなりますが、特待生扱いになる難関私立高校の生徒にわりといるようです。


大学受験:各教科ごとの偏差値でクラス分け vs 高校受験:合計偏差値でクラス分け

1科目だけ成績が良い人、いませんか?

「はい、はーい、うちの子です!」

はい、残念、得意科目があっても下のクラスです。

となりがちなのが高校受験の塾。塾に入ったからには得意科目はさらに伸ばして、不得意科目はまともにしたいのに、高校受験塾のクラス分けは合計偏差値しか見ません。そうなると困るのは…

「上のクラスに入ったら、できない科目がさらについていけなくなった…」とか

「下のクラスだと、できる科目の授業が簡単すぎてつまんない」

とかいうことになります。

一方、大学受験塾は各教科の偏差値でクラス分けするのがスタンダード。英語が出来る人はもっと高いレベルの勉強ができ、数学の出来る子は猛スピードで先取りできるようになっているのです。理にかなっていますよね。

でもなぜ高校受験塾のクラス分け基準は3科目もしくは5科合計なのでしょうか?おそらくは

  • 講師の手配が難しい
  • 総合的にできないと高校受験では通用しない
  • 見せしめ

といったところでしょうか。講師の手配に関しては由々しき問題で、教科ごとにレベルの違うクラスを設定するとなると講師を増やすか、生徒によって時間割りを変える必要があり複雑化してしまいます。

総合的にできないと高校受験では通用しないという点では、特に公立高校の試験問題は高得点勝負なので苦手科目は許されません。苦手科目があるのなら得意科目は置いておいて苦手に力を入れて欲しいのでしょう。

そして、「見せしめ」はあると思います。上のクラスに行きたいという競争心を煽るためには各教科ごとに評価してしまうとインパクトが弱くなります。全教科の評価であるからこそ競争のパワーも大きくなるのです。

と、高校受験塾について語ってしまいましたが、全て想像です💦

とにかく大学受験は単科受講の生徒がほとんどですし、そもそも入試科目と合わない合計偏差値は意味がありません。また、得意科目はさらにレベルを上げていかないと受験までに間に合いません。得意な科目がどんどん伸ばせるのは利点です。


大学受験:大学生の生の声が聞ける! vs 高校受験:合格体験記か講師のいい伝えが全て

大学受験塾では学生バイトを活用しているところは多くあります。生徒一人に大学生バイト一人の担当がつく塾もあるそうです。知り合いのお子さんは受験の際、学生の担当者に勉強方法のアドバイスや相談に乗ってもらい非常に助かったと言っていました。

また、あこがれの大学の学生バイトさんがいれば、併願校から学生生活まで生の情報が聞くことができるのでメリットは大きいです。

高校生にはまだふわ~と

「大学って何すんの?興味わかない」

という受け身な子は多いです。そんな子に現役大学生と話せる機会があるのはすごく良いと思います。毎日オープンキャンパスに行ってるような感じですね。(え?おおげさ?)モチベーションもアップしそうです。

一方、高校受験はどうでしたか?有名高校に合格した親子の合格体験記がWEBに掲載されていたり、冊子になっていたり(え?うちは執筆の依頼すら無かったですよ)。

あるいは塾のガイダンスで「〇〇高校を受験した子に△△な子がいまして…当時の偏差値が…」と塾講師からの言い伝えで聞かされたり、とにかく一方的です。

高校受験においては生の情報はなかなか手に入りません。今の世の中、受験情報は非常にセンシティブであり、近所の人やママ友と他愛無く話せる話題ではありません。学生に直接話が聞ける大学受験の塾はありがたいです。


大学受験:講師は生徒が選ぶ vs 高校受験:選ばれし者のみ一流講師?

塾に入ったけど講師がイマイチ…とても良い講師が異動になってしまった…上のクラスだけカリスマ講師だった…そんなリスクが常に付きまとうのが高校受験の塾です。

一方、大学受験塾では

「この講師とは合わない」

と思ったら比較的融通がききます。映像授業塾はもちろん、そうでなくても講師が選べることが多いのです。選択肢がない場合でも最悪の場合は特定の教科だけ校舎を変えることで講師を変えることができたりもします。

もともと大手予備校には「生徒が講師を選ぶ」という歴史があります。人気のない講師は淘汰されていたのです。現在は受験生そのものが減ってしまったので昔ほど選択肢はないかもしれません。しかし、どうしても合わない講師は避けることが可能です。

そもそも大学受験は難易度が高いので講師のレベルは総じて高いです。講師のレベルが低いとか、下のクラスは学生バイトが多いということは少ないと思います。学生バイトがいたとしても、学生で大学受験の講師をこなせる人はかなりデキル人です。心配ないと思います。





以上、大学受験塾の方がメリットは多いです。なかなか高校受験は「よい塾」を探すのが難しいなあと思います。もちろん、人によって「よい塾」の定義は違ってくるとは思います。

まずは、子どもの能力を見ながら…なのでしょうか?我が家も塾で大成功ではないので、大正解の塾はどこだったのかは未だなぞです。今の大学受験の塾がそのまま高校受験の塾だったら良かったなぁ…と思っているところです…。


以上でした🍀お読みいただきありがとうございました。