高校受験・公立二番手校に入ってみて気づいたこと
高校は私立がよいのか、公立がよいのか?
前にも考えをまとめてみましたが、実際に公立高校に入ってみて
え、そうだったの?
と思うことは多いです。
入ってしまうと他の学校は経験できません。なので正解だったのかは結局は分からないのですが、公立高校に入ってみて「そうだったのか」と思ったことを綴ってみます。
予備知識
よつばの進学先はMARCH進学がボリュームゾーンのいわゆる公立二番手校。割と自由な校風です。
母(わたし)は理系でなければ「私立」もいいのではと思っていました。
結局は「本人の意思」を尊重しました。決定の過程はこちら↓
進学先は第2志望として中3から候補に入れていた学校です。第1志望はやや管理型の学校だったので、自由な校風の高校に決まって私的には良かったのかなと思っています。
二番手だから?自慢がゆるい
トップ校に入ると受験の武勇伝自慢があるとはよく聞きます。
「首都圏国立が滑りどめだったー」とか
「K女蹴ってきたわよ」とか。
はい、よつばの高校はトップ高ではありません。しかしよつばは成績に余裕をもって入学しているわけではありませんので周りはレベルが高いと思っていました。なのでちょっとはそういう自慢をする人がいるかと思っていたのですが、実際は
「オレの国語の入試の点数は5〇点だったぞ~」とか
「数学は●●点台で受かった~」とか
ギリギリで合格したという自虐的な自慢が多かったそうです。そこは二番手校。難易度の高い国数で稼ぐことができず、理社英で稼いでいる子が多かったようです。
滑り止めの私立もよつばと同レベルの学校だったそうです。よつばはギリの合格だったので、ほっとしてしまいました💦
公立だから?定期テストが得意。
自虐的な自慢にほっこりしていてとんでもないことになったのが定期テストです。よつばの学校の子は「定期テストが得意」なのです。
定期テストが苦手なよつばの成績は
定期テストの順位 << 実力テスト
でした💦
トップ校との違いはそこなんですよね。公立高校に入る時点である程度の内申点は必要です。トップ校の子は内申点も本番の入試の点数も必要ですが、二番手校の子は当日点は高くはなく、内申点を持っている子が多いようです。
理論的には本番の入試が良ければ合格することは可能ですが、そういう子は少数派のようです。
そもそも要領の良い子が多い感じです。大学入試も難関国立は狙わずに難関私立大に進学する子が多いようです。
そういえば、よつばの塾のクラスの子は内申点がことごとく低く、あっさり私立に決めていったようです。要領の悪い子が多い感じでした。まさに当日点で逆転合格できるくらいの能力の子はいたようですが…。
私立と公立では入る子の傾向も大きく違っているのかなと思いました。
英語の授業が物足りない
トップ校卒のパパは
「トップ校は先生も一流をそろえているから授業も凄かったよ~。先生の言う通りにしたら数学と英語は実力がついたよ。」
と言っていましたが、二番手校はどうなのでしょうか。
はい、二番手校はイマイチです…。
英語に関して特に思いますが、共通テストの影響もあるのか、雑な感じがします。全体把握をするだけで精読をしないのです。
基本的に英語の教科書は訳さず、訳で迷うようなところの解説も全くないそうです。今はパラグラフライティングなども教科書に盛り込まれているので時間がとれないのは分かりますが、難しい文だけでも解説しないとは疑問に感じました。
学校でスタディサプリを契約しているので、そちらを見て自己学習してね…ということなのでしょうか?
公立だから、二番手校だからということは関係ないのかもしれません。やはり塾では文法と精読を大切にしています。英語は塾に通わせておいて良かったと思ってしまいました。
数学の進度が遅い
公立高校なので数学の進度は速くはないのは分かっていました。それでも
遅ければ、自分で先取りすればよい
と簡単に考えていました。しかし、実際に先取りするとなるとなかなか難しいことに気づきました。高校レベルの数学はどのレベルでどのくらいの演習で先に進ませればよいのかが分かりにくいのです。なんといっても高校数学のレベルは中学とは比べ物になりません。
先取りもプロに任せないと無理だなと気付きました…(得意な子は大丈夫だと思います💦)我が家は塾よりも自分のペースで取り組める方がよいと思って塾で数学は受講をしませんでしたが、少し後悔しています。
スタディサプリがあるから先取りは簡単と思っていましたが、スタディサプリは本人がやる気に溢れていないと難しいです。理系に進む予定の方はアップアップでも私立の速い進度についていった方が有利だと思いました。(といっても私立は学費が高いのですが。)
ということで我が家はZ会の数学を再開させることにしました。
「Z会」は今や「オープンカリキュラム」と称し、先取りが可能となっています。Z会は難しいと評判ですが、最近は「動画」があるので昔よりもハードルが低くなりました。しかもおススメの先取りカリキュラムも提案してくれます。スタディサプリと違って一回の演習量を決めてくれているので「やる気」に頼らなくても続けやすいというメリットもあります。
今は数学だけの受講ですが、あわよくば全科目Z会にすれば…かなり安いですよね。活用の幅が広がるといいなと思っています。
↑Z会の授業動画は高校受験の時も活用しましたが、とても良かったです。
以上でした🍀お読みいただきありがとうございました。