高校受験・数学苦手はどうなったのか?定期テストとともに振り返ってみた
よつばの高校受験で長年の心配だった科目は「数学」でした。
3年間の定期テストの推移をグラフにしてみました。
素点と平均点との差もグラフにしてみました。値が大きいほど成績が上がっていることになります。
グラフからも分かるようによつばは中1の最初が最も低い成績でした。
よつばの数学の成績推移について振り返ってみます。
~中1まで
春~中間テストは平均点!?
中学に入って一番最初の定期テストの点数はなんと「平均点」。一番最初の定期テストは高得点勝負とは言われますが、中1の一番最初が最も低い成績でした。
数学は小5から少しずつ算数を先取りしており、小6の夏から中学数学を教えていました。
それなのに平均点?
そうなのです。私が親塾をして、勉強させていましたが、どうしても中間テストには間に合わず。
こんな調子でこの先どうなるのか不安でたまりませんでしたが、期末テストではなんとか平均点よりも上の点数を採ることができました。
夏~夏期講習に初参加
夏は(調子にのって)上位高校向けの塾の夏期講習に参加させました。
授業は復習だったので難しいわけではなかったのですが、宿題を解説していくという予習型の授業でよつばはひたすら板書を写すことに追われていたようです。
塾ってこんなものなのか?これでは数学の成績は上がらないな、と思いました。
塾内のテストも受けさせられましたが、数学の偏差値なんと34。英語がよかったのでなんとか入塾許可もいただいていましたが、英語力がなかったら縁のなかった塾でした…。
秋~定期テストは安定
計算問題が減ってきたこともあり、定期テストの成績は上がり始めました。作図で再び苦戦しましたが、もう平均点付近の点数を取ることはありませんでした。
学校の成績が安定してきた一方で、塾の公開模試では点数が全く取れないことが気になってきました。落ち着いて考えたら出来る問題なのに難しい問題の中にあると取り組む気もなかったり、ことごとく計算間違いをしてしまうのです。
3月~春季講習に参加
塾のテストでも得点できるようにさせたい、ということで今度は夏とは違う塾の季節講習に参加させることにしました。入塾時のテストはさんざんの30点でしたが英語力のおかげで入塾許可はいただけました💦
そんな点数では授業についていけないかと思いきや、その塾のテキストは独特でとても頭に入る内容でした。未修分野の授業でしたが、なんとかついていけたと喜んでいました。後に入塾した塾ですが、この時は季節講習のみで入塾させませんでした。
中2~
4月~
コロナ禍に突入し、中2の新学期は家庭学習から始まりました。わたしも職場に行けない状況が続いたので数学の先取りを手伝っていました。よつばの学習はスムーズに進み、定期テストは自力でまともな点数を採るようになっていました。
よく、数学が得意なお子さんでも中2にあたりから数学ができなくなるとは聞くので、心配していたのですが、よつばの場合はその心配もないようでした。
といっても評定は4でしたが、この頃は塾の模試も受けておらず数学が苦手ということをすっかり忘れてしまうくらいで
「もう、よつばは数学は大丈夫」
と思い込んでいました。
冬~Z会の数学スタート
次年度は受験生ということもあり、12月から数学の先取りをさらに進めることにしました。次年度からはZ会がオープンカリキュラムになるということを知り、すぐに契約してみたもののオープンカリキュラムになるのは新年度からなのでそれまでは教科書やスタサプや問題集を駆使して予習を進めました。
しかし、よつばは中3の範囲で再びつまづくようになりました。中3の最初の分野は文字式、因数分解、ルートと計算問題が多くなります。よつばはとにかく計算間違いが多く、そこでやっとよつばが数学が苦手なのではなく「計算が苦手」ということに気がつきました。調べてみると、計算と数学は別物という意見もあり、
計算ができない≠数学ができない
というわけではないそうなのです。それを知り、理解できていればどんどん先に進ませることに決めました。
中3~
春~Z会で予習をすすめる
今までZ会の数学は難しいというイメージが強く、とてもよつばレベルには無理だと諦めていたのですが、実際にZ会を始めたところ、数学の動画が素晴らしく、導入動画だけでも価値があると思いました。
学校では授業が習熟度別になりましたが、クラス分けのテストは問題数も少なく簡単だった為、よつばは常に上位クラスに入ることができました。
しかし、やはり中3の春夏の定期テストは計算問題が多く、計算をことごとく間違えていました。しかし、平均点ギリギリということはなくなんと評定で「5」がいただけるようになりました。
夏~入塾
7月に入塾しました。入塾時のテストは相変わらず40点ほどでしたが得意な英語のおかげで入塾許可はいただけました。
授業の内容は教科書とは全く違うもので、中3の数学の先取り効果は全くありませんでしたが先取りしていなかったら取り残されていたと思われます💦
しかし、8月のよつばの実力で解ける入試問題の課題もあり、簡単な内容なら他の塾生に引けを取ることもありませんでした。
分からないところは、私が教えていましたが、この頃からよつばの数学のセンスが大分ましになった気がしました。ほぼほぼ私と視点が同じになってきたのです。
秋~
ひたすら塾の演習に追われていましたが、定期テストは特別に勉強しなくてもそこそこ採れるようになりました。
一方、学校の実力テストや公立型模試は6割もとれないことが多かったです。というのも作図と証明ができない。塾ではやらないし、私立の数学を優先させなくてはならず、そちらの対応に追われていたからです。
計算ミスや凡ミスも相変わらず多く、塾内模試も採れる問題をことごとく落とし、偏差値は横ばいでした。そこで凡ミス対策として難易度の高い計算問題を繰り返しさせることにしました。やはりミスには理由があるのです。それはワーキングスペースの問題で同時にこなす作業が多い問題はミスしやすいのです。
塾生にはまったく追いつけない状況でしたが、塾の授業ではできて楽しいと思うこともあり、他の塾生に劣っているわけではないと自信はついていたようです。
「もっと前に入塾していたら、もっと出来ていたと思う」
と言うほどになっていました。
冬~
2~4割しか採れなかった私立受験校の過去問が7割も採れるようになりました。この頃になると凡ミスも徐々に少なくなってきました。そもそも私立の問題は1問目を間違うと次の問題も答えが合わなくなるので致命的なのです。
どうやったミスを無くしたのか?
答えにはなっていないかもしれませんが、最後の見直しはやめさせました。解いた直後に確認するだけにさせました。というのもよつばは見直ししてもミスに気づけないというのです。しかも正解のものを見直しで間違った答えに直してしまうことさえあったのです。そこで見直しはせずに初めからミスをしないように努めるということを徹底させました。
そして私立と公立ともに受験校全て合格をいただけました。この頃ではもう私よりも問題を速く正確に解けるようになっていたと思われます。
公立上位高の理想的な点数は平均点+30点ほどですが、最終的な数学の点数は「平均点+25点」にも届いていません。しかし、凡ミスもなく、当時のよつばの能力の最高得点であったと思われます。
その後、高1
高校入学後のスタディサポートでは校内偏差値は50以上、入塾テストでも塾長さんに
「数学は普通です」
と言われるようになったよつばでしたが、高校の内容が試験に入るようになると一気に成績は下降。定期テストは平均点マイナス10~、塾のテストは40点くらい…と昔に戻ってしまいました。
塾の面談で、
母(わたし):「よつばは数学は理解はできているのですが、計算間違いが多くて…」
と思わず、言い訳してしまいましたが、すかさず
塾講師:「高校受験の時は数学どーしてたんですかー!」
と言われ、はっと気づきました。
母(わたし):「そういえば、最後はミスしなくようになっていたよね…」
振り出しに戻ったようなよつばの数学人生ですが、数学は嫌いではないようです。それだけでも良かったのかなと思います。…まだ続いていますけど💦
以上でした🍀お読みいただきありがとうございました。