高校受験・中3夏からの塾選びを考えてみた
中3夏休みに突入しました。いろいろあって…塾なし改め、塾あり生活がいよいよスタートします。
とその前によつばの塾選びの過程を綴ってみます。
入塾する目的
まずは目的から考えてみました。優先順位が高いものから順に書いてみると、
- 学習量のアップ: 学習量が増える、他の人も頑張っていることを目の当たりできる
- 英語力のアップ:高校レベルの英語を学ぶことができる
- 苦手科目の克服:苦手科目の数学・国語の学力を上げる
と入塾の目的は少な目に設定してみました。以下各項目の詳細を説明していきます。
1.学習量のアップ
学習量が増える、他の人も頑張っていることを目の当たりにできる
通塾の1番の目的は「学習量が増える」ことです。自宅学習だと、疲れると休憩してしまうし、課題がないので苦手科目を避けがちになってしまいます。塾だとある程度課題が出されるので学習量は増えるでしょうし、そのような塾を選択したいと思っています。
また、成績の良い人がいかに努力しているかを知ってほしいです。塾はライバルがいるという点で最高の学習環境であると言えます。学校ではカリカリ勉強している子は1、2割くらいでしょうか??よつばは自分は勉強している方だと錯覚してしまっているような気がします。高い目標をもっている人の中でよい刺激になればいいなと思います。
2.英語力のアップ
高校レベルの英語を学ぶことができる
英語の先取りとして機能する塾に通わせたいと思っています。英語の先取りは高校入学後に役に立つからです。特に進学校の英語の進度は速いと聞きます。自宅学習では英文法は定着までもっていけなかったのでぜひぜひ塾にお願いしたいところです。
3.苦手科目の克服
苦手科目の数学・国語の学力を上げる
苦手科目の克服は本来ならば1番に重視すべきことだとは思いますが、あえて3番にしました。というのも塾に行けば成績が上がるとは限らないと言われるからです。
ここで言われる成績は相対評価のことだと思われます。個人の能力は学習量が増えればおのずと上がるでしょうが、あくまでもそれは絶対評価での能力です。相対評価である順位や偏差値が上がるかは本人の努力や能力、塾の指導力も必要となってきます。もちろん、指導力のある塾にお世話になりたいですが、苦手科目を克服するのは簡単ではありません。果たしてそんな塾に巡り合えるのか…?
たとえ目標偏差値に届かなくても、後悔しない塾を選びたいので優先順位は下げました。
以上3つのポイントをもとに塾の選定をしていきたいと思います。
検討してみたけど候補から外した塾とその理由
候補に挙げた塾は以前季節講習や模試でお世話になった塾、その他口コミ等、気になる塾いろいろありますが、その中でも最終候補に挙がった塾について不選定の理由を書いてみます。
不選定塾その1~評判と違う中規模塾
中1の夏期講習で一度お世話になりました。巷の評判もよく、一番初めに興味をもった塾でした。
しかし、実際に利用したときの印象はネットの評判とは大違いでした。「分からないままにさせない」と謳っていましたが、
- 講師は授業が終わるとささっと居なくなり話かける隙もなかった
- 講師の態度が上からだった
とよつばの印象は良くありませんでした。
また、テキストは応用問題中心で、数学は宿題であらかじめ解いた問題を答え合わせしていくという授業スタイルでした。トップ層の高校を狙う塾なので難易度は高くなるでしょうが、応用問題ばかり並べて、解いていくだけってなんか違う気がしました。そもそもよつばは数学苦手ですし😓
よって塾の選定評価は
学習量のアップ度数 ★★★
英語力アップ度数 ★★
苦手科目の克服度数 ★
コロナ禍の現在では通常授業は対面かオンライン授業を選択できたりと通いやすさはNo1の塾です。条件は良かったのですが、よつばには合わなさそうなので候補から外しました。
不選定塾その2~成績が上がらないかも⁈ 大手進学塾
大手塾は教室も多く通い易い場所にあります。立地、安心感はNo1です。最後まで候補にありましたが、諦めた理由は目的2.高校レベルの英語を学ぶことができる、と3.苦手科目の数学・国語の学力を上げるがクリアできそうになかったからです。
その理由はクラス分けにあります。よつばの場合、大手進学塾ではトップクラスには入れません。例えばN塾では最上位クラスが「難関私立コース」、2番目が「公立トップ層のコース」、3番目が「2番手校コース」、(以下省略)となっていました。N塾での試験結果ではよつばが入れるコースは3番目のコース。2番手校志望ならば充分なコースですが、このコースでは数学も英語も先取りできないんですよね。頑張ってクラスアップしたところで上のクラスのカリキュラムにもはやついていけないでしょう。
よって塾の選定評価は
学習量のアップ度数 ★★★
英語力アップ度数 ★
苦手科目の克服度数 ★
また、「公立トップ層のコース」の内容も少し伺いましたが、
「授業は予習形式です。宿題をやって来てもらい、授業で答え合わせをしていきます。」
と言っていました。どんどん問題を解いていく、というものですね。一見良さそうですが、この授業方式、私も経験ありますが、成績が上がりにくいんです。
先に自分で解いているから印象にも残るし、いいんじゃないの?
と思いきや、数学は解き方や着眼点が大事なんです。答えが合っていればいいわけではないのです。もちろん、先生の解き方が素晴らしければ採用すればいいのでしょうけど、私自身はなんとなく時短を考えずに闇雲に解いてしまう癖がついてしまいました。数学は公式をどのようにスマートに適用するかが大変重要になります。問題を解く時間が限られているからです。
では、なぜ大手塾はトップ高の進学率が高いのか?
それは、トップ高レベルの頭脳の子は学習能力が高い からなんでしょうね。(…私の頭脳は地方のトップ高なので都会の3番手校レベル😭)
そもそもですが、大手進学塾は公立トップ高の進学率が高く、2番手校は少なめです。ネット情報でも2番手校狙いの子が大手進学塾で成績が上がらず、志望校に届かなかったという声が多いです。恐らくはカリキュラムがトップ高狙いの子に合わせられているor下のレベルに合わせられている、のどちらかか?とにかく2番手校狙いの子にフィットしていないのではないかと思われます。
不選定塾その3~指導者探しが難しい個別塾
苦手科目があるよつば。
苦手科目あるなら個別に行けよっ
と思われるかと思います。はい、そうですよね、苦手科目があるなら個別に行くのがセオリーでしょう。でも個別では通塾の目的1.学習量が増える、他の人も頑張っていることを目の当たりできるが達成できません。
なんて悠長なこといってられませんが、そもそも個別塾は良い先生に出会える自信ありません。もう中3夏です。先生の当たりはずれとか、相性とか、バイト講師は嫌だとかそんなわがままいっている暇はないですし、人気講師は予約で埋まっている確率が高いでしょう。考えるだけでも面倒なので個別は考えませんでした。
想像での個別塾の選定評価は
学習量のアップ度数 ★
英語力アップ度数 ★
苦手科目の克服度数 ★★★
不選定塾その4~通いづらい小規模塾
同級生のトップクラスの子がこぞって通う塾があります。比較的小規模の塾です。なんといってもメリットは学費の安さです。しかも学校の秀才が集まっているのでお買い得感があります。
ただデメリットもありました。それは駅から遠いこと。女の子なので駅から遠いとちょっと防犯上気になります。それさえなければ体験授業を受けてみたかったのですが、泣く泣く候補から外しました。
ちなみに塾の選定評価は想像ですが、
学習量のアップ度数 ★★★
英語力アップ度数 ★★
苦手科目の克服度数 ★★
入塾を決めた塾
入塾を決めたのは中2のときに季節講習に利用したK塾です。塾の選定評価を見てみると
学習量のアップ度数 ★★★
英語力アップ度数 ★★★
苦手科目の克服度数 ★★★
オール★★★です。苦手科目の克服度数が高かった決めてはテキストが良かったからです。一度講習を受けたからこそ分かるのがテキストの良さ。数学や英語のまとめ方がとてもよかったのです。また予習中心の授業ではなく復習中心の授業であることもよつばに合っていると判断した理由です。
しかし、実際に行ってみた感想と近辺の評価は異なっているようです。巷ではトップ高を目指す塾で二番手高狙いの子が入る塾という認識はないようです。知り合いにK塾に入ったよ、というと
「え~、すご〜い、優秀なのね」
と勘違いされます。もちろん、よつばが入れるは下のクラスですが、下でもそこそこのレベルです(クラス数が少ないので)。なので英語もそこそこのレベルで教えてくれるのではないかという期待があります。
いくらテキストが分かり易くても中3夏からはついていけないのでは??
どうなのでしょう。そこは分かりませんが、レポートしていきたいと思います。
入塾に至る過程はこちら↓
以上でした🍀