中2春・国語苦手の理由を探ってみる
中2、4月に学校の実力テストを自宅受験しました。結果は国語がどうにも悪い。
一年前の中1の実力テストでは国語が1番良かったのに、なぜ??
理由を探ってみました。
苦手分析
よつばは定期テストから模試に至るまでイマイチ得点できていませんが、問題を見ると私も自信を無くしました。
…難しいんです。大まかに分けると、
- 読解問題が難しい
- 文法問題が難しい
- 漢字が難しい
1.読解問題が難しい
中2と中1春の実力テストの内容を比べてみました。そうしたら…
比較にならないくらい読解が難しくなっていました。作文がないだけで入試レベルです。
どうやら小学生→中学生で文章と設問が段違いに難しくなったようなのです。確かに塾の模試では読解が難しいと感じてはいましが、塾だからレベルが高いのかと思っていました。
私の中学時代より難しくなったように感じます。私自身は高校に上がり読解がいきなり難しくなり驚いた経験がありますが、それが下に降りてきた感じなのでしょうか。
2.文法が難しい
理系科目がイマイチなよつばは文法もやはり苦手。学校の問題集に出てくる品詞分解が分からない、というので教えてあげるか、と気軽に見てみると
何これ?む、難しい!!
基礎のみならず、例外的な難問が入っており、ネットで検索しないと分かりませんでした。
実際の入試問題でもかなり難しいものが出ています。例えば、
いったいどういうものなのだろうか。
のいったいの品詞はなんでしょう?
答え、副詞です。簡単でした??分からないのは私だけでしょうか??
3.漢字が難しい
以前の記事にも書きましたが、教科書に出てくる漢字は難しいです。教育出版の中学2年生における新出漢字の始めから71文字を調べてみると、約半数の37文字が準2級以上のレベルでした。(→ヒマ人)
細かく書くと、71文字中、
4級の漢字 12文字
3級の漢字 22文字
準2級の漢字 24文字
2級の漢字 13文字
模試や入試で書かせる漢字のレベルはそれほど高くはありません。漢字検定で3級レベルです。しかし、教科書に出てくる漢字のレベルが高く、学校の漢字テストでは3、4級の漢字そっちのけで2級レベルの漢字をテストさせられている、というのが現実なんです。
中学、国語の壁はこうして作られた⁈
そもそも小学生の国語のテストは簡単すぎなのです。よくある、抜き出し問題、選択肢問題、記述させる問題で比べてみました。
抜き出し問題
小学生
答えは設問に書かれた文章の近くにある
→設問の近くしか探さない
中学生
文章全体から探す必要がある。
選択肢問題
小学生
選択肢は3つしかなく、違いが分かりやすい。
中学生
選択肢が増え、表現も難しくなっている。選択肢が絞れない。感覚に頼らず論理的に解く必要がある。
記述させる問題
小学生
とにかく本文にある言葉を拾えば良い。自分で表現を考えたり、言い換えたりする必要がない。
中学生
字数制限に合わせて内容を削ったり、表現を工夫する必要がある。
中学国語は一体誰が得意なのか?
この小学生→中学生の違いにみんなが自ずと対応できるものなんでしょうか?
難しければ、みんな出来ないんじゃない?でも、平均点は低くないんだよね。
そうなんです。解ける子は確実にいるんです。中学受験の経験のある子や、塾で教わった子が得点しているのか…?習わずして小学生の簡単問題から脱却するのは難しいと思います。
結論
中学生になってから国語が出来なくなるのは、無策で小学生を乗り切ってしまった子なら当たり前。これから漢字、文法、読解技を学び尽くしましょう。
と荒くまとめてみましたが、現在、読解技を研究中です。小柴先生のおかげで難しい文章を読めるようになりましたが、得点力につなげるにはあと少し技が必要そうです💦
以上、でした🍀