高校生活: 高2秋に判明した二番手校の実態を書いてみた

最終更新日

秋です。よつばが公立二番手高校に入って二年目になります。早いですね。以前から書いていた二番手校の話ですが、二年目になって新たな面を発見しましたので書いてみます。

ちなみによつばの二番手校のレベルは以下のような感じです。進学先のボリュームゾーンはMARCHです。

高校のレベルはこんな感じ↓

高校データ同レベルの高校(2021年Z会Vテストより)みんなの高校情報偏差値
2023年
★2番手校 公立B高校=国分寺、兵庫、新潟、時習館70-71

また、首都圏の一般的な三番手高校のレベルは以下のような感じです。

高校データ同レベルの高校(2021年Z会Vテストより)みんなの高校情報偏差値
2023年
★3番手校 公立S高校=目黒、東住吉、広島国泰寺、秋田北64-65

※お住まいの地域によりレベル感等は違ってきますのでご注意ください。




二番手校の英語の授業は役に立たない?

最近、よつばは英検準1級に取り組んでいます。しかし、塾の先生に長文読解の出来なさに呆れられたというのです。

うーん、確かによつばの最近の長文読解の出来はイマイチですが、準1の問題は十分難しいです。

ただ、塾の先生曰く

塾のテストもできているからもっと出来ると思った

….ということは、よつばと同レベルの偏差値の子はもっと長文読解ができるのでしょうか。先生は「こんなに塾で出来る子が準1の読解もできないのか」と不思議に思ったということなのです。

いやいやこちらがびっくりですよ。高校に入ってから塾の宿題と復習はしっかりやってきました。だからこそ塾のテストの偏差値は良かったのです。

ん?塾の勉強をこなすだけじゃだめってことなのか?

よく「学校の勉強だけではだめだよ。」とは聞きますが、塾の勉強だけでもだめなのでしょうか?

こちらがびっくりです。

と思ってからはっと気づきました。塾の生徒の大半は中高一貫校在籍の子です。よつばとその他の生徒に差があるとすれば「学校の授業の質」の差ということなのでしょうか?

以前から、よつばの学校の英語の授業が雑すぎると不満を感じていました。時代なのでしょうか、教科書の文章でキーポイントになる構文の訳し方など教えていないのです。

今回のことでよつばの高校の英語の授業の頼りなさが証明されたということでしょうか。

塾も多数の生徒に合わせたカリキュラムになっているので、足りない演習は自宅でやるしかないですね…。

Z会の英語の添削は長文中心なのできちんとやらせています。難易度も選べるのでレベルの心配はありません。今回のこともあり、レベルを「早慶レベル」に上げてみました。↓


二番手高校の子は高2で数学を捨てる?

よつばの高2秋のスタディサポートの結果が返ってきました。数学が半分にもほど遠い自己採点だったので見るのが怖かったのですが…確かに数学はひどい結果でしたが、なにより一番驚いたことは、

よつばの数学より低い点数の子がこんなにいるの?

ということでした。私立文系志望の子はすでに数学を捨てているのでしょうか?

よつば同様にやっても出来ない残念な子が多いのでしょうか?

いやいや、学校の授業にも問題がある気がします。生徒の能力に合わない難易度の問題を定期テストに出してくるのです。それでは基礎すら定着しないのではと思うのですが。

とにかく、二番手高校は理系には不向きです。周りができなさすぎて偏差値が高くでます。できると勘違いしてしまいます。

大学は理系学部を志望する方はトップ高校か理数科のある高校の方をおすすめします!(私立は学校によると思います。)


2番手高校の通塾状況とは

さて、こんな二番手高校の生徒たちの通塾状況はどんな感じなのでしょうか。

二年生になって学校行事で同学年の保護者の方々と話す機会があったのですが、この時期気になるのは塾の話。みなさま、包み隠さずご家庭の状況を話してくれました。

といっても7、8人ですが既に半分以上が通塾中でした。しかも、みなさんの悩みは私も含めて同じ

今の塾でよい?転塾した方がよい?

というものでした。私も含め塾は通いやすさを中心に選んでいるようです。なかなか部活動との兼ね合いもありとりあえず近場の塾に入れているという感じです。それでもって大学受験に実績のある大手予備校でもないので不安を感じているというのです。

なんの不満もない人は大手予備校に通わせている親御さんでした。そこで思ったことは、

あー、こうして高2冬から高3の春にかけて大手予備校に流れていくのかな?

ということです。

よく大手予備校の合格体験談に

高3春から通いました!早慶に合格しました!

とかありますが、やはり二番手高校の子が1年の通塾で難関私立に受かるとはとても思えません。英語の授業の質もイマイチですし。みなさん、大手予備校に入る前に地元塾で下地を作っているのではないかと思われます。


二番手高校の受験戦略とは

巷でよく言われるトップ高校の受験戦略はご存知でしょうか。東大、東工大、一橋などのハイレベル国立を狙わせ、難関私立の合格数は滑り止めで稼ぐというものです。

しかし、二番手高校にはそんなハイレベルな生徒たちは….10人もいません。あ、いや5人もいない?3人いたかな?

とにかく、トップ校のような国立併願で難関私立を狙う戦略はとれません。そこでよつばの高校が指定校推薦を否定しない理由に気づきました。

二番手トップの子が一般入試で難関国立大学に通る確率はほぼゼロです。だったら優秀な子はどんどん指定校推薦を使って早慶に送ってしまおうという戦略です。

もちろん定期テストの難易度は高いので簡単に評定はとれません。なので、相当優秀な生徒が早慶の指定校推薦を勝ち取ります。

これには学校にもメリットがあります。優秀な子が大学に入って真面目にすごしてもらえば、指定校枠はさらに増える可能性があるからです。

でも優秀な生徒なら一般入試で複数の早慶の合格を勝ち取れるんじゃないの?

はい、トップ校の子ならそうかもしれません。しかし、二番手高校のトップとは定期テストで優秀なだけです。早慶の一般入試には到底太刀打ちできません。プラスアルファの勉強が必要です。むしろ早慶に一般受験で合格した子は定期テストを捨てているというデータもありました💦悲しい実態ですが、両立は難しいですよね。




以上でした。お読みいただきありがとうございました🍀

高校受験: 「二番手校ってトップ校から下げて行く価値はある?」~二番手校の実…

高校受験: 「二番手校ってトップ校から下げて行く…

最近「二番手校」で検索してくれる方が多いようです。もしかしてトップ校と二番手校でどちらにすべきかを迷われているのでしょうか?トップ校と二番手校どちからが良い…

最近「二番手校」で検索してくれる方が多いようです。もしかしてトップ…

シェアする