気になる?公立2番手校の指定校推薦事情

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3月になりました。今まさに高校受験の受験結果を待っている方。ぜひ、ドキドキの最中にも次の「大学受験」の情報収集をして欲しい!!と前にも書きましたが、この混沌とした世の中…。せっかく人口減少しているというのに、大学受験の一般入試は減らされる一方。

一番気になるのは「指定校推薦」だったりしませんか??

今回はよつばの通う高校の指定校推薦事情について少し書いてみます。


まず、よつばの通う高校の概要から。みんなの高校偏差値では68以上という…びっくりな高偏差値になっていますが、実体は都立の3番手くらいの進学実績です💦いや、最近はそれ以下かも…。

進学先のメインはMARCHであり、国公立1割、早慶の実績は1割ほど。よつばの高校の良いところは指定校に否定的でないところです。指定校枠も条件もオープンにされています。ま、早慶の進学者数は指定校で稼いでますしね。

では、早慶の指定校推薦の割合はどのくらいかというとクラスで1人ほどです。

このクラスで1人を「楽勝」と思うのかは人によりけりですが、評定をとるのが難しいので、まずは定期テストが得意であることが大切。記憶力が良いとか、不得意科目がないという才能も必要な気がします。そこでふるいにかけられる人が大多数です。

競争率ですが、文系に比べて、理系は圧倒的に低いです。そりゃそうですよね。私立理系は高額なので指定校推薦に旨味がありません。また、定期テストもしっかりできる子なら、難関国立を突破できる才能が十分あります。私立に決めてしまうのは勿体ないのです。

次にMARCHの推薦ですが、生徒の1割未満です。理系はやはり競争率は低いですが、文系は争奪戦です。しかし、やっぱり評定をとるのが難しいので、激しい争奪戦にはなりません。

それでも、評定があるなら、指定校以外の公募推薦に挑戦できるのでよいですが、学校側のサポートはないので個人の手探りになります。面接や小論文の添削はサポートしてくれるようで国公立に公募推薦に挑戦して合格している子はちらほらいます。

で、よつばですが、高1の頃から評定が低すぎて推薦どころではありませんでした。ま、やはり推薦の才能があるかどうかは中学の時点で分かることですよね。そもそも副教科を手を抜く子は無理です。

それでも2番手校から早慶に行ける子は少ないので指定校で早慶に行けるなら美味しいと思いますが、MARCHは微妙かなと思います。というのも、経済や心理学といったオーソドックスな学部学科が中心で選べる大学学部は少なく、こだわりのある人には向きません。

また、2番手校なら、しっかり勉強していればMARCHくらいの学力には到達できます。まぁ、その「しっかり」が難しいのですけれど、定期テストで点数がとれる子なら可能かと思いました。

というわけで2番手校の指定校推薦は

楽できていいな。

という感じはありません。指定校よりもMARCH以上を狙いながら一般入試を頑張っていく方がよいのではないかなと思います。ただ、入試はお金がかかりますけどね💦

たくさん合格を貰えると一般入試も楽しいですよ。…よつばはなんとか1つMARCHにひっかかっただけですが、それはそれでドラマがあって良かったのかもしれません。




お読みいただきありがとうございました🍀

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