高校受験: 公立高校の合格の可能性はどのくらい?と悩んでいる人向けにいろいろ書いてみた
もう既に公立高校の結果が出た地域もあるようですが、まだ結果待ちという方も多いかと思います。
結果待ちは辛いですよね…
私も2年前は必死で合格の可能性を探りました。合格待ちの方に参考になるかもしれないアレコレを書いてみます。
模試の判定は当てになるのか?
模試の合格判定はご存じの通り、模試に書かれた通りです。ここで注意すべきなのは
A判定の合格率80%であった場合
まあ、受かるんじゃない?
ではありません。10人中2人は落ちるという判定なのです。
意外とシビアですよね。模試の判定に内申点や面接などの点数が含まれない場合はさらに不確定要素は大きくなります。
模試の判定が当たった理由
娘の入試結果は模試判定そのものでした。成績が模試判定そのものになった理由には訳がありました。
こちらをご覧ください。
9月から1月までの公立型の模試の得点を分布表にしました。
ピンクの点が本番の点数です。
模試が本番よりも難しく作られていたのは数学でした。もしかしたら最後まで伸び続けたのかもしれません。一方、模試が本番よりも易しめだった科目は国語です。模試よりも採れた数学が模試よりも採れなかった国語を補うことで、ちょうど模試通りの合計点になりました。
全体的に見ても本番の点数は9~1月のレンジに入っています。しかも理科、社会、英語、5教科の総合点は最後の模試とほぼ同じ点数でした。(5教科の総合点は%表示にしていますので圧縮されています)模試恐るべしです!
模試の判定と倍率
我が家の場合はまさに模試の判定通りでした。娘の模試の判定はB判定の合格確率60%でした。つまり受かるか落ちるかはほぼ五分五分。
自己採点はネットの口コミを見ると受験者のボリュームゾーンだと感じました。ボリュームゾーンでの合否は倍率次第です。例年通りの倍率なら合格確率は高いだろうし、倍率が高ければ確率は下がります。
塾では私立入試は倍率は気にしなくてよい、と言われましたが本当にその通りでした。私立の場合は併願が可能であり、定員より多くの人に合格を出すからです。しかし公立ではどうなのでしょうか?
倍率と合格率との関係に関するYouTubeがありましたので貼っておきます。
大山先生のお話は分かり易くて面白いのでご興味ない方もぜひご覧ください。
公立だから言える私立の良さ
公立の結果待ちの皆さま向けたこの記事に書くのもなんですが…私立高校いいですよ。公立に入ってから思った私立の良さはたくさんあります。
部活
特に文化部が豊富ですね。また引退が早いのも特徴です。これは勉学にも励んてほしい親御さんにも安心材料なのではないでしょうか。
部活の引退問題は先輩ママの話でもよく議論になります。公立の超進学校でも秋まで活動しているというところもあるそうです。もちろん、秋まで残るかは本人次第のようですが、実績があるのだから応援してあげたい、と最後まで部活を続けた結果…第一志望の国立大学は残念で併願先の私立大学に進学。親としてはもう一年浪人して頑張って欲しかったというので、親としては不本意な進学先だったのでしょう。そんな悩みが多いのが公立なんです💦
英語教育
公立に通っていて英語教育のサポートのなさには本当にガッカリしています。娘の高校の共通テストの平均点や英検取得状況を聞いてあまりのお粗末さにびっくりしました。出来る子はできるのですが、学校が伸ばしてくれる感じはありません。そもそも外国人の教員をなぜ入れてくれないのでしょう?あとライティングの添削もして欲しいです。
施設面
公立は寒いし、暑いし、食堂の有無など利便性は低いです(注: 地域による)。また、制服もチープなところも多々あり、娘は高校の制服が質が悪すぎて痒くなる…と文句を言っていました…。
等々、私立の良さ(とういうより公立の愚痴💦)はたくさんあります。この機会に私立の良さにも目を向けてゆったりと合格発表を待ってみてはいかがでしょうか?
合格発表のリアル
私は詳細に合格発表の時の様子は書いていません。文章力の問題とか日記風の記事を売りにしていないということもありますが、実際に合格発表を現地で見て、喜びを伝えたいとは思わなかったからです。
合格発表の日、掲示板に貼られてから数分後に、不合格だったらしき女の子が小さく声を上げ、涙を抑えながらその場を走り去っていきました。私もよつばもそれを目撃してはしゃぐ気分にはなれませんでした。
ブログもどこかで残念だった人が読んでいるかもしれないと思うと合格の表現は淡々としか書けませんし、あの時の心境は喜びというよりも戦場から生還したという感覚でした。
以上でした🍀お読みいただきありがとうございました。