高校受験: めざせ上位高校!!~塾の現実
前回、塾選びについて書いてみましたが、なんだかふわっとしていて
そんなこと知りたいんじゃない!!
と思われた方も多いかもしれません。塾選びは個人のレベルにもよるのでなかなか1つの記事にまとめられるものではなく…今回は実際に見聞きした上位高校を目指す子の塾の実情について書いてみます。
大手進学塾の実情
大手進学塾とは、
- 教室数、生徒数ともに多い
- レベル別のクラスが数段階ある
- トップレベルの公立高校の進学者が各校50名を超える
という規模が大きく実績も生徒のレベルも上位に偏っている塾です。意識の高い親御さんなら1番に
この塾なら安心できるわ!
と飛びつきたくなる塾です。
このような塾で成功する人はどんな子でしょうか?
クラスのトップ、学年で1割以内に入る子です。しかし実情は過酷なものです。
よつばの同級生でも、トップの塾に入って公立トップ高校に合格した子はいますが、実際は国立や難関私立が第一志望だったそうです。公立トップよりもはるか上を狙っていたとはなんともです。(もちろん、難関私立国立に見事に合格する子もいます。)
おそらく…ここからは私の想像ですが、公立2番手高校に入る子もたくさんいましたが、そのような子はトップ公立を狙っていたのだろうな…と思いました。
ちなみにこのような塾は中途入塾はカリキュラムについていけなくなるので早めの入塾が必要です。しかし課題も多いので学校の成績が上位20%以内になる前に入塾することはオススメしません。下手すると内申点も成績も中途半端になる可能性があります。
安価で結果を出している小規模塾の実情
大手の半分くらいの月謝なのにトップ公立や二番手高校に合格者を多く出している謎の塾。ご近所にありませんか?我が家も行かせたかったのですが、アクセスが悪くて諦めました。
しかし、受験結果をみて新たなことに気づきました。それは
安価な塾は本人次第!
ということです。つまり、親が何も言わなくても定期テストで450点以上をさらりととってきて、自らの弱点を自学で補おうとする子がトップ高に合格するのです。
よつばのクラスのトップの子がそのような塾に通っていたのですが、課題でもない学校の教材をやっていたそうです。そんな自主性の高い子がトップ高校に入るというわけです。(ちなみに娘も真似してその教材をやらせましたが良かったです。〇〇君ありがとう!)
その塾ではよつばと同じく二番手高校に入った子もいましたが、よつばよりも学校の成績は優秀だったので大手進学塾だったらトップ高校に入れた気がしました。
その塾はカリキュラムは良かったのでしょうが、演習や課題が少なかったのでしょうか?自立していない子の結果が出ていなかったように感じました。やはり演習量に関しては拘束時間の長い=月謝の高い進学塾に叶わないと思います。
個別塾の実情
上位高校に行きたい場合は個別は難しいです。
個別のシステムは塾によりいろいろなので一概に言えませんが、まずは入塾する際にどのレベルをターゲットとした塾なのかを確認することをオススメします。
というのもよつばと同程度の成績のお友だちがとある個別塾に通塾していました。
その子が塾に偏差値65(みんなの高校偏差値より)くらいの学校を目指していると伝えたところ
「そこは難しい」
と言われたそうです。それを言われたのは中1の頃です。内申点も問題ないのに、娘から聞いて私は
塾が荷が重いってことなんじゃない?
と密かに思っていました。それでもその友達はその塾に通い詰め、偏差値65付近の高校を受験しましたが、敢えなく落ちました。
中1の頃はよつばと似たような成績でしたので、塾選びでこうも結果が違ってしまうのかと驚きました。
塾も塾ですが、親御さんもあまり教育熱心でなかったようでした。ポテンシャルは正直我が子よりもある感じだったので、高校受験は本人の力だけでは難しいのだなぁと思いました。塾も親も力を合わせなければ結果は出ません。
しかし、そういう高校受験では結果がでなかったポテンシャルの高い子が高校入ってから
え?あの高校から難関大学に?
という実績を生むのかもしれません。伸びしろがあるってことですかね。
いかがでしたでしょうか?高校受験は「塾の受験?」と思うほど塾選びは重要です。まだまだ塾の話題は書いていきます…
以上でした🍀お読みいただきありがとうございました。