高校受験;学校紹介パンフレットはここを見る

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コロナ禍でなかなか高校巡りができません💦仕方がないので昨年もらったパンフレットやネットに掲載されているものを眺めてみたり。

始めは眺めるだけだったパンフレットですが、なんとなく独自の見方が出来あがりました。全くの親目線ですが以下に書いてみます。

履修科目と履修学年のチェック

理科;化学を1年生で履修できる?

高1で履修できる理科の科目に注目しましょう。これは学校によって本当にさまざまです。

私は高1で化学が履修できるところがいいなと思っています。

大学の専攻を決める上では、どの科目が好きかを知ることは大切です。化学や物理は理系の要なので早めに履修できると志望学部も早く定まってよいと思います。

しかし公立では物理を履修できるのは高2からになることが多いです。物理でsin cosやベクトルなどの三角関数といった高校数学が出てくるためでしょう。もちろん私立高校は違います。結果、理系は私立が有利になるんですよね。

ところで理科の科目名は昔と違っています。例えば化学の科目名は昔は化学I→化学IIだった気がしますがありません❗️どうやら現行は化学基礎→化学、のようなんです。

また「科学と人間生活」なんて科目もあり、進学校で採用されています。なんじゃそりゃ^_^

社会;世界史を高1で履修したい

高校課程では世界史AまたはBが必修です。世界史は避けて通れないのです。

必修ならば早めに履修したくないですか?入試に使うならば尚更です。(A高校では入試に使うから2年生で履修すると言ってましたが)

あと科目も複雑です。昔は進学校でA科目を履修しなかった気がしますが、今やAやらBやら履修パターンは高校の難易度に関係なくさまざまです。

国立大学の入試は基本はB科目です。よって入試で使う科目のみB科目を選択履修するという学校もあるようです。

「総合的な学習の時間」の使い方をチェックしてみる

学校は予備校じゃない。予備校みたいな学校は嫌だ、

と最近よく聞きます。そんな方は主要科目以外の必修科目「総合的な学習の時間」を探してみてください。パンフレットにどう書かれていますか?

この科目に独自の名前をつけている学校があります。独自の学びのカリキュラムがしっかりと練られているのです。私立の人気校はこの部分がしっかりしていますね😲

進路実績はこう見る

進路実績はどこを見ますか?国立進学者数?難関私立大学の現役進学者数?

実績は良ければ安心します。が、実績を良くするためにムリをさせる学校があります。実績の為にたくさんの学科を受験させる、とか聞きます。また私が聞いた話では、もち偏差値より低い大学の推薦を受けさせてくれないとか。

偏差値に関係なく生徒が選んだ進路を応援して欲しい、が理想ですけどね。 

そこで進路実績は

海外大学に進学状況や

芸術系大学

の進学状況をチェックします。

え?そんなんで分かる?

と思われるかもしれませんが、人気校には芸大や海外大学に進学する生徒が少なからずいます。むしろそれをウリにしています。

生徒の居住地で人気が分かる?

私立高校では全生徒の居住地と人数を記載する学校は多いです。この情報から分かることは学校の人気度です。アクセスの良い学校に行きたい、と普通は思います。しかし遠くから来ている子もいます。

さまざまな場所から、県外の生徒も多ければそれだけ価値がある学校だと認められているのでしょう。

だいたいは偏差値と比例していますが、たまに偏差値が普通な割に遠くから通っている生徒が多い学校があります。そんな学校はお宝物件かもです。逆に偏差値が高くても近所の生徒で固まっている場合は個性のない学校かな、と思ってしまいます。

以上、高校案内のパンフレットの見方を勝手に考えてみました🍀

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