気持ちを落ち着かせる「思考のくせ」について書いてみた
突然ですが、今あなたは悩みがありますか?
私に悩みを解決することはできませんが、少しでも心を楽にすることができるかもしれません。といってもそれほど経験豊富ではないのですがそれなりにレアな経験しています私…。
ということで自己流の気持ちを落ち着かせる「思考のくせ」について書いてみます。
コントロールできないものは手放す
娘が中3のときの話ですが、高校受験長い長い合格発表までの間、不合格の不安に押しつぶされそうになった時、ふと思いました。
なぜ、こんなに苦しいのか?
合格して欲しいから。
ただそれだけなのですが、娘は頑張った、それを見届けることができた、それで良いのではないのか。合格して欲しいという気持ちは手放すべきじゃないのか、と思えてきました。
そもそも合格、不合格は親がコントロールできるものではありません。コントロールできないものをコントロールしようとするから苦しくなるのです。アドラーの課題の分離のような感じでしょうか。
コントロールできないものを強く願うのはやめようと思いました。その方が自分の心を守ることになるのです。
「努力すれば報われる」とは思わない
私はもともと努力が報われる、という考え方は好きではありません。
受験でいえば、努力すれば必ず合格するとは思わないし、合格しなかった子が努力が足りなかったとは必ずしも言えないからです。
でも、負けたことのない人は、平気で、「成功しなかった人は努力が足りないからだ」という論をぶつけてきます。
そんなことを言ってくる人は単に人生経験が少ないだけだと思っています。
受験に限っていえば、環境の差や遺伝の差は大きいです。また、努力して報われない経験は逆に貴重な経験です。努力しても報われないことを知ることで初めて人に寄り添えるようになるからです。
恨まない
長年生きていれば、信頼していた人に裏切られたという経験は誰しもが持っていると思います。
しかし「裏切りが許せない」とずっと恨んでいるなら、やめた方がよいです。
罪を憎んで人を憎まず、です。
私も裏切られた、嘘をつかれたと落ち込むことはありますが、最近は相手が裏切るに至った背景を推し量ることで、自分を納得させるようにしています。その方が気持ちが楽になるからです。
それじゃ、裏切り得じゃない?
そう感じる人も多いと思います。しかし、誰かを恨み続けている人って全く幸せそうに見えないのです。
なぜなのか?
裏切られたという事実を認めてしまうことになるからではないかと思います。つまり、自分は傷つけられた=相手にとってそのくらいの価値しかない人間だと認めてしまうことになります。
逆に、相手は自分を傷つける気はなかったんだと思えば、相手は自分を大切に思っているんだと気持ちが楽になるのです。
SNSには流されない
最近のSNSの情報は速くて役に立つローカル情報がたくさんあり、全く見ないわけにはいきません。受験情報もしかりです。しかし、個人のブログは書いている私がいうのもなんですが、ストレスの原因になることもあります。
なんといっても受験ブログはどう考えても上位層に偏っているのです。成績上位10%の人のブログが8割は占めている気がします。そりゃ、そうですよね、優秀でなければ、細かな情報は出したくないですからね。
なので、ブログ界のお話は世間一般ではない、と思いながら読むべしです。
以上、いろいろ書いてみましたが、数年前までは友人や同僚に「聞いて~」と依存しまくりでした。しかし子どもが中学生になると悩みも他人に気軽に相談できるものではなくなってしまい、友人に依存するのもよくないなと思うようになりました。
最近は自己解決しようと模索しています。すべてこれで解決できるわけでもないかもしれませんが、良かったらご参考ください。
お読みいただきありがとうございました。🍀