高校受験:理社の先取りも必要だと思う理由
高校受験勉強、理社を後回しにしていませんか?
理科と社会は一番最後に勉強すれば良いでしょ。覚えるだけだし。
と言っている人がいましたが、私はそうは思いません。理由をまとめてみました。
中3になれば理社にかける時間がなくなる
数学や英語は、中1の段階では入試問題を解くことができません。数学や英語は中3までの過程を履修し終えてやっと入試問題に着手できるレベルになるのです。
しかも入試問題のレベルもさまざまです。難関校を目指すとなると、かなりの演習量も必要になります。
そうです。中学3年生こそ英語、数学に時間を割くべきなのです。
一方、理社は基本、それぞれの分野を履修し終えれば入試問題を解くことはできます。比較的、時間に余裕がある中学1年、2年のうちに苦手を無くし、暗記を完璧にしておけば、後々困りません。
理科、社会はすぐに役に立つ
中学生の理科、社会は中学受験の内容とさほど変わりありません。つまり私立中学に通っている子が小学生でマスターした内容なのです。数学や英語に比べれば楽に先取りできます。また社会人として知っておくべき常識が網羅されています。
メリットをまとめてみると、
- 一般常識が身につく
- 新聞の意味が分かるようになる
- 漢字が覚えられる
- 無理なく予習できる
早く学習することのメリットは大きいです。
記述式に対応できる力がつく
最近の入試問題は30年前とは違い一問一答の解答暗記では対応できません。記述が増えてきているからです。
記述となると深い理解が必要です。それなりの時間がかかります。学校の授業がよい復習になるペースで予習できればよいと思います。
5教科型の私立入試が増えた
昨今の私立高校の入試は5教科型になりつつあるそうです。理由は高校5教科ができる子の方が国立大学に通る確率が高いからだそうです。
難関私立高校の社会の問題はかなり難しいです。6割取れれば合格圏内?という感じ。駆け込みの勉強で解ける難易度ではありません。
ちなみに大学付属の私立高校では3教科受験が継続されています。そのままエスカレーターで大学に行って欲しいので国立受験は関係ないですものね。
理社はどう取り組む?
最近の大手塾は中学1年生の段階から理社を履修できます。教科書レベルなら自宅学習でなんとかなるでしょう。しかしやらされないとやらないでしょうから塾で履修できるのはいいですね。
ちなみに我が家では理科はtry itを利用、社会はz会の添削を小6から先取り受講させています。
以上、理社の先取りの必要性を書いてみました。