高校受験終了・「高校選択のよくある意見」について今ならこう思う。
高校は何を重視して選ぶべきなのでしょうか?
持ち偏差値より低い高校にすべきだとか、面倒見のよい私立がお得だとか、いろいろな意見が出回っていますが本当のところはどうなのでしょうか?
我が家もいろいろと考えましたが、結局は入れるところに入った感じです💦果たして、この選択で良かったのかも分かりません。
が、実際に入ってみて見えてきたことも多いです。「高校選択のよくある意見」について今ならどう思うかを書いてみます。
ちなみに娘の進学先はよつばの進学先は公立高校。MARCH進学がボリュームゾーンの割と自由な校風の学校です。
ギリギリ合格は入ってから苦労する?
「ギリギリ合格は入ってから苦労するからやめた方が良いよ。偏差値に余裕がある方が推薦も狙えるし」
とは最近よく、聞く言葉です。なんと義理母にまで言われました💦
ギリギリ合格のデメリットは下の順位にいるとやる気がおきなくなり精神的によくない、テストの内容が難しすぎて身に付かない、とかでしょうか。
もちろん、メリットもあります。周りの学生が上の大学を目指しているので自然と勉強する環境になるということです。
我が家はギリギリ合格を望んだわけでもなく、結果的にギリギリ合格でした。
というのも模試の判定がB判定=ギリギリ という意識がなかったからです。模試のB判定の合格率は60%。つまり40%は落ちます、という微妙な判定だったのです。
実際に入学してみてのよつばの学力ですが、
定期テストは…下位付近です💦
しかし実力テストはなんと真ん中より上でした!(レベル低くてすみません)
数学は散々なのですがなんと苦手な国語が平均より上でした。得意な英語は定期テストでも上位です。ということでなんとかメンタルは保っています。
数学は実力テストも定期テストもふるいませんが、理系の大学に進んだらこんな感じなのかな、という感覚がつかめたことは良かったです。万が一理系でMARCH以上に入れたとしても定着の遅いよつばは単位を落としまくる気がしました…。
結局はリスクへの備えなのかな、と思います。ギリギリ合格なら下位にならない備えが必要です。我が家の場合は、英語と国語は通塾などでリスクヘッジしました。(数学為す術なし💦)
レベルを落として推薦狙いはうまくいく?
「大学入試は推薦がお得らしいわよ、だから高校のレベルは落とすべきよ~。」
という論がなんと義理母にまで言われるほど広がっている昨今💦
確かに学生の半数が推薦で入るという私立大学もざらにあります。親としては早く決まれば、受験料の無駄も少なく精神的にも安定できます。
良い大学の推薦がいただけるかは高校の評定次第です。だからといって高校のレベルを落として推薦はうまくいくのでしょうか?
実際に高校に入ってみて感じたことは、高校のレベルの高い低い以前に「定期テストが得意」ということが絶対条件ではないかと思いました。
定期テストは真の実力とはいいきれません。短期記憶に優れているとか、暗記が好きだということが重要になってきます。レベルを落とした高校に入ったところで実力テストはよくても定期テストはふるわない、ということは起こり得るのではないかと思いました。
実際にレベルを下げた高校にした子が、数学で苦戦して赤点を採っていると聞きました。…中学時代は数学はそこそこできていたのですが、高校のレベルは別格ですしね。
高校の勉強は難しいです。レベルを落としたところでトップになれるとは限りません。中学時代に定期テストがイマイチな子は高校でも厳しいです。特に副教科の点数をみれば分かりやすいです。推薦入試は定期テストで手を抜かない子が向いていると思います。
合う、合わない・・・校風は大事?
「なんだかんだいっても偏差値よりも校風。本人の性格にあった校風の学校がいいよ。」
という意見もよく聞きます。私自身は田舎で選択肢のない状況だったのでイマイチピンと来ない意見ではありますが、首都圏の学校は数が多く確かに個性があるところが多いようです。
当初、よつばはまじめな校風の高校を第1志望としていましたが、学力が足りないということで真逆な校風の高校に変更しました。そして入学後に自由で軽いノリの校風に圧倒されまていました😅
よつばはキャピキャピ女子が嫌い。当初は、
苦手なタイプがいるー!
とひいておりました。とここまで聞くと校風は大事だよと聞こえるかもしれませんが、
校風は慣れます、住めば都です。
というのも、入学基準にキャラ設定があるわけではないので、気の合う人は必ずいます。若いから順応性も高いです。よつばもいつのまにか自分にとって最高の学校になっていたようです。
多分、それは厳しい入試を乗り換えて入学できた、ということがあるからでしょう。たとえ第一志望でなくても努力した結果ならば折り合いをつけられるのかな、と思います。
ちなみに私の場合はずっーと自分の高校に愛着がありませんでした。もっとレベルの高い私立に行きたかったのに、お金の問題でやむなく公立に行かされたからです。…選択肢のあるということがどれほど恵まれているかと思います😢
「公立高校+塾」よりも「私立高校+塾なし」の方がお得?
「大学受験の塾って高額よ。面倒見のよい私立に行かせた方が結果的に安くつくらしいわよ。」
という意見もよく耳にします。確かにフルで予備校に課金をすると200万は超します。それに公立の授業料を足すと私立の授業料並になります。私立の特待生であれば、公立+塾よりも遥かに安く済むこともあり得ます。しかし、
どちらがよい大学に入る確率が高いのか?
それは子どもの能力や志望校によって違ってくると思います。我が子の場合は断然「公立高校+塾」だと思いました。特待生は無理そうですし…。(もともと親である私は私立高校に行かせたいとは思っていましたが、娘は公立高校を選びました。)
職場の先輩方のお話でも「公立高校+塾」がお得という意見が多かったです。私立に入っても通塾される子が多いそうです。
大手予備校のページに合格体験記が掲載されていますが、出身校で絞れるようになっていますのでご覧になってみてください。意外とみなさん、出身高校を明かして合格体験記を書いていますが、10~20人の記載ですが、量よりも質にびっくりします。難関大学に合格していないと書かないだろうとは思いますが、やっぱり難関大学に合格する人は通塾していたんだなぁ、と分かります。しかも予備校に1年ほどしか通っていない子が多く、3年間フルに通う子は少ないようでした。
予備校の合格体験記はいろいろ分かりますので必見です❗️学校にもよりますのでぜひチェックしてみてください。
以上でした🍀お読みいただきありがとうございました。