Gerald and Piggieシリーズ(2)〜英検4→3級レベルの英語絵本
数年ぶりになってしまいましたが、Mo WillmsのゾウのGeraldとコブタのPiggieのお話シリーズの第二弾です。
メガネを掛けていて真面目なゾウのGeraldと、前向きでかわいらしいコブタのPiggieのお話です。二人の掛け合いにほっこりしたり、トラブルにドキドキしたり、友情に涙したり…大人でもハマってしまうシリーズです。
娘はもう高校生になってしまいましたが、今でも大好きな絵本です。受験間際の1月には緊張をほぐすためにわたしが読み聞かせしていました💦
今回も3冊紹介してみます。
A Big Guy Took My Ball!
比較級 形容詞+er than ..
文法のポイント
- be動詞、一般動詞の過去形
- 比較級 形容詞+er than~
- 比較級を強める much + 形容詞+er
見つけたボールで遊んでいたPiggieでしたが、知らない大きな子にボールを奪われてしまいます。GeraldはPiggieのためにボールを取り返そうとしますが、相手はあまりにも巨大だった!
さあ、どうするGerald?
比較表現を学ばせるならこの絵本が最適です。多用されているわけではありませんが、インパクトが大きいのです。娘もGeraldのセリフ
” I am smaller than he is. Much smaller. “
は大好きで暗記するほどでした。
My Friend is Sad
接続詞 But Then So Because
英検4級レベルですが、短い文章の中に一般動詞、be動詞の現在形、過去形と一通りの文法が出てきます。文と文とをつなぐ接続詞もたびたび出てきます。
文法のポイント
- but 逆説、しかし
- Then それから
- So だから
- because 理由、原因を述べる、なぜならば
友達のGeraldが寂しそうにしているのを見かけたPiggie。いろいろな方法でGeraldを笑顔にさせようと頑張ります。カウボーイに変装してみたり、ロボットに変装してみたり…それなのにさらに落ち込むGerald。
Geraldに一体何があったのでしょうか?
最後のPiggieの一言はクスッと笑えるオチになっています🍀友情っていいですね。
Are You Ready to Play Outside?
予定を表す be going to do
文法のポイント
- 予定を表す be going to do
- 助動詞 can
- 現在完了形 完了 ~したところだ have + 過去分詞
- 現在完了形の否定 ~したことない have never + 過去分詞
文法は現在完了形まで幅広く入っています。
「be going to」 が多用されていますが、we are going to ~と自分たちの予定を表す文から、It is going to rain ~と天気の予測まで出てきます。
「よ~し、今日は外で遊ぶぞー」
意気込むPiggieとGeraldでしたが、運悪く雨が降ってきます。落ち込むPiggieのそばで楽しそうに遊んでいるミミズたちがいて…。
Piggieを楽しませようと頑張るGeraldの優しさがじーんときます。また、どんな時でも楽しむという発想の転換には感心させられたり…大人でも元気がもらえる一冊です。
Splash、Splish が出てきますが、「パシャ」とか「パシャーン」といった水の音を表す単語です。ディズニーランドのスプラッシュマウンテンのスプラッシュです。
教科書では見かけない単語で英検では2級以上と書かれていたり!?絵本だと自然に単語に出会えていいですね。
円安気味の現在ですが、このシリーズはAmazonでハードカバーでも1,500円前後で入手できます。直輸入するよりも安いかと思われます。Amazon安すぎます。
最近ではkindleunlimitedにも入っていました。会員の方は読み放題です。
以上でした🍀お読みいただきありがとうございました。