高校受験:そこまでするか?塾&受験のサポート
高校受験はどこまで親が関わるべきなのでしょうか?
お母さまはおいしいごはんを用意して、勉強は塾に任せましょう、と言われる様に高校受験では親は一歩引いて見守る…というイメージがあり、それが正解だという意見が常識になりつつあります。
ですが我が家はガンガン関わっています。受験までに時間がないし、そもそも丸投げできる塾ではありません。後悔はしたくないのでやれることはやっておきたいと思うのですが、我ながら
そこまでやるか??
なんかずれてる?
とつっこみたくなる日々…その中身を綴ってみます。(つっこまないでください..)
塾を味方にする努力をしてみる
中3夏から入塾した我が家。しかも難関高校向けの塾で二番手校を目指すという迷惑な親子です💦
当然のことながら、先生方の反応は薄いし、サポート感はあまり感じられません。。(成績はイマイチですし)
これでは塾に入った意味がありません。なんとしても先生方の協力を得なければただでさえ、不利な途中入塾なのです。でもどうしたら、先生方の関心を引くことができるのか…。考えた挙句に実践していることは協力したくなる生徒、保護者になること。
具体的には、
- 娘: 小テストは満点を採る、宿題の期限を守る
- 母: 面談ではダラダラ話さない、くだらない質問はしない
宿題を期限内にきちんとこなすことは、評価を上げるポイントになります。よつばは小テストの成績は断トツ良いみたいです。先生方の娘の評価はとても良いようです。どの先生も「頑張っている」と評価してくれたようです。第一関門クリアです。
そして母としては面倒な親にはなりたくありません。先生方の時間をむやみに取らせることのないよう、聞きたいこと、伝えるべきことは簡潔に。ダラダラ話さないように気をつけています。
また、要望は多々ありますが、伝え方は工夫しています。
「〇〇対策をして欲しい」「〇〇が出来ないのでなんとかして欲しい」
とダイレクトに言いたいけれども
「〇〇が苦手なのですが、どう勉強すべきですか?」
というようなアドバイスが欲しいな、くらいの伝え方にしています。何か提案してくださったことには
「ありがとうござます」
は忘れずに。低姿勢で臨みます。とにかく出しゃばらず、リードして欲しい感を醸し出しつつ…。そんなキャラではありませんが頑張っています💦
↓このころは高圧キャラだった..
小テスト対策はWORDで自作プリント
塾では日々、小テストや復習に追われます。普通にテキストを使って復習を進めればよいといえばよいのですが、もっと効率を上げたい、ということで見やすいレイアウトと大きさでWORDでプリントを自作し始めました。
やりすぎ?
しかし、これをすると
- 効率が上がる
- 字間が調整できるのでストレスなく書ける
- 分量が少なく見えるのでやる気が出る
プリントは一度できなかった問題をもとにして作ります。テストするたびに出来た問題を削除し、できなかった問題のみを集めてプリントアウトします。手間はかかりますが、今までなんでやらなかったのだろうか、と思うほど暗記の効率が上がります。
テキストをコピーして使う手もありますが、それでは分量が多く見えてやる気が出なかったり、字を書くスペースが小さくてストレスに感じることもあります。ほんの少しのストレスですが、それが受験生のやる気をそぎます。
よつばにはちょっとのんびりしている時や、食後、食前の隙間を狙ってやらせています。ほんの1、2枚のプリントならやってもいいかな~と思うのです。1枚3~4分で解ける分量に調整しています。
最近、WORDの数式も使い勝手が良くなっているので計算プリントまで作成し始めました。やらせたい分量と難易度にカスタマイズできるので効率的です。複雑な計算問題は5、6問で作成しています。解答は裏面に載せています。
数学の宿題は母が解答を作成
塾の宿題の解答は数値だけです。解き方は書いてありません。なので得意な子が数分で解けてしまう問題に何十分も時間がかかってしまいます…。
時間がかかってしまう理由は
- 解法が分からず、母に聞くが、母もすぐに解答に辿り着けない
- 解き方は合っているのか、ただの計算間違いかが分からない
あれこれしている間にも数学が得意な子はどんどん先に進めますよね。他の教科なら苦手でもこんなに時間はかかりません。数学が苦手だと圧倒的に損です。数学の問題を解くのに時間がかかりすぎると他の科目に時間が割けなくなるからです。
それを解消するために、ついに母(私)が宿題を予め全部解くことにしました。(←バカ?)もちろん、よつばは真面目に取り組むので母の解答丸写しはしません。ちゃんと自分で取り組んでいます。利用するのは
「解法が全く分からない~」
というときと
「なんか答えが合わないよ~。どこが違うの?」
という時です。数学は解法がたくさんあるので解き方が違うと検証しずらいのですが、私が解いているとどこで間違ったのかの検証する時間はぐっと短縮されます。
また全く分からない場合も、的外れなヒントではなく(今までは結構的外れなことを言ってしまっていた)、ピンポイントで伝えられるので、サクサク宿題が進むようになりました。
といっても、私も数学ができるわけではないので、一問解くのに30分とか1時間とかかかってしまったり。よつばの方が速く解いていたこともあるし💦
しかし解いていくうちに私も数学できるようになってきたかも?!というのも分かりやすいテキストのおかげなのですが、私が教えた解法を見た先生が
「こんなに簡単に解ける方法もあったのか」
と感心していたとか。確かに1時間かけて探し出した解法でしたが、塾のテキストから学んだんですけどね。
とにかく私の手間にはなりますが、勉強効率が上がるならなによりです。
母が受験校の過去問を解く
受験対策で大切なのは
- 苦手をつぶすこと
- 志望校の戦略を練ること
これ全て、塾にお任せしたいところですが、いかんせん、塾は難関私立向き。公立志望でもトップ高校ならともかく、2番手高狙いの微妙な成績の子をしっかりサポートしてくれるのか不安…。
ということで塾に頼らずとも受験高を分析してみることにしました。その方法は、
過去問を母(私)が解く
というもの。おいおい、そこまでやるかーって感じですが、受験校の分析には問題レベルを身をもって知ることが大切です。本人に解かせるのも手ですが、問題が難しいのか本人の勉強不足(まだ習ったばかり)なのかの判断はつきにくいです。まだ9月なのです。入試の範囲を完全にマスターしているわけではないので伸び代もあるだろうし。
と言ってもチャレンジするのは国語、数学、英語 の三教科が限界。理社は娘の方が出来ますが国語、英語なら同レベルです。数学はまだ私が上なのかな。という感じです。実際に解いてみて
- ここは難しい、と思う出題傾向が分かった→塾に対策をお願いできる
- 各教科の難易度が分かった→学校によって違うので挑戦すべきかの判断になる
と思った以上の情報が得られました。
徹底的に受験生の気持ちを理解する
受験生の母でありがちな悩みのNo1は
「うちの子はなんで必死に勉強しないのだろ?」
ではないでしょうか?
私の場合は自分自身が必死に勉強した記憶がないのでそこまでは思いませんが、
「今、勉強したらいいのに..」とか
「もっと勉強した方がいいのに」
とかは思ってしまいます。でも他人事だから言えるのですよね。逆の立場だったら必死で言い訳すると思います。
「今はやらないけど、あとでするの。」とか
「他の人よりしてる」とか。
でも必死になって欲しいとは思います。必死になってやる経験って後々の宝になるからです。しかしそんな説教よりも娘の気持ちを理解することの方が大切じゃないかな、と思い私も自分に負荷をかけることにしました。それは
ちゃんと料理をつくる
ことです。何で?って思われるかもしれませんが、最近、料理をさぼりがちなんですよね。手抜きになったり冷凍食品やテイクアウトや一品料理になっちゃったり。さぼりたくなる時は
あー、こういう時に勉強したくなくなるんだよねー。
と共感しつつも娘が頑張っているから頑張らなきゃ、と自炊が手抜きにならないように頑張っています。普通は「受験生の健康を考えて」とか「料理くらいしかできることがないから」とかいう母心で手作り料理をするのでしょうが💦私ってズレているのかな、と思いつつ、そういう理由では頑張れませんでした…。
以上でした🍀お読みいただきありがとうございます。