受験なし→難関高校合格ブログ・その勉強法を信じてよいのか⁈
ブログはいろいろと赤裸々な情報を貰える一方で、個人情報を気にする人も増え、固有名詞を隠す傾向にあります。
私もしかりなんですが。しかし具体的数値や高校名がなくても参考になる情報もあれば、あっても参考ならない情報もあります。
その情報が自分にとって有益なのかの見極めポイントをまとめてみました。
設定としては
公立難関高校受験
定期的な通塾なし
です。
高校の試験難易度をチェックすべし
高校トップ層の高校に受かりました〜
塾なしでも大丈夫です〜
結構、楽勝でしたよ〜
という前向きなブログには
だよね〜、やれば出来るよね!
と信じがちでしたが、最近になり恐ろしい事実を知りました。
全国の公立高校はテストの難易度はさまざまです。地域全ての学校が同じ問題の都道府県が多いのですが、学校により問題を変えている都道府県もあります。そこまでは知っていましたがなんとトップ高の合格得点率が7割を切るのだとか。
…それって公立?
かたや合格得点率が9割という都道府県もあります。こんなに試験に難易度の差があって同じ勉強法で大丈夫なのか?
同じなわけありません。
ブログの情報の高校の試験難易度がお住まいの試験と差がないのか、確認すべし、です💦
滑り止めの学校の偏差値をチェックすべし
合格体験を書かれているブログで確認すべき点は
滑り止め受験校はどこだったの??(偏差値いくら?)
併願優遇のみ受験だったのか?
です。併願優遇とは、私立高校にほぼ内申点だけで合格を貰える入試制度です。この制度を利用する私立高校はトップ公立高校の偏差値の10くらいは下です。
第一志望公立に合格しているブログは
終わり良ければ全てよし
です。落ちてしまった場合に併願優遇の偏差値の低めの高校で満足できたのかの検証はありません。併願優遇だからどうのこうのは分かりませんが、滑り止め校の偏差値は自信に繋がります。
その昔、パパは志望校に見合う私立に落ち、公立の志望校を下げました。しかし、自己採点すると公立受験の本番はそのまま受けていたら受かっただろう得点だったらしいです。…いや、そのまま第一志望を受けていたら、やっぱり落ちた可能性も大きいです。試験にはメンタルが大きく関係するからです。
試験に絶対はありません。合格した事実のみならず、志望校同等の滑り止めに受かったのかもチェックすべきです。
地頭の違いをチェックすべし
そんなこと、言われなくても分かっているでしょうが、やはり個人差は大きいです。
判断材料は定期テストで450点以上取れるかどうか。
志望校や地域によってボーダーは変わるでしょう。定期テストの難易度も地域によりかなり違うようです。それでも450点取れて学年1割以内ならトップ層の高校に行ける能力はあると思います。
…うちの子とチガイスギマス。
注意 : 以下、↑に激しく同意される方のみお読みください)↓↓
高校受験に絞らず勉強ブログはチェックする
定期テストで450点取れない人がトップまではいかずとも上位高校を目指すには何を参考にすればよいか??
高校受験における中間〜上位(偏差値50-60)の層がさらに上を目指すための勉強法はほとんどありません。
そもそも高校受験の本は少ないです。かの有名な佐藤さんや桜井さんは高校受験にはノータッチです。しかし、それらの中学受験や大学受験の勉強法が参考になると気づきました。
中学受験の勉強ブログの見どころ
中学受験は下克上と名乗らなくてもほとんどの子が基礎力が完璧にならない、と感じています。(ま、中学受験の試験の合格点は低いので納得です。)
基本はできる、しかし模試レベルの問題は身につかない
そういった悩みが多く、中学受験の底辺向けに書かれた勉強法が多くあります。それが結構、役に立つのです。多分、中学受験の下〜中位層と高校受験の中〜上位層未満は同レベルなんでしょう。
大学受験の勉強ブログの見どころ
大学受験では苦手科目が克服できない
という悩みが多いようです。高校受験でも偏差値60を突破できない層には
苦手科目がある人が多い
と思われます。高校受験よりも大学受験の方が各教科の特性の違いが大きくなります。そのためか苦手克服に対しては大学受験のブログの方が説得力があります。
なぜ出来ないのか、どうすればよいのか、
といった克服法が書かれていれば参考になります。
ちなみに高校受験向けブログでは苦手克服法に関しては基礎を徹底しましょう、がほとんどです。しかし、基礎をやらせていて
あれ?この子、なんかヤバイ。
レベルだと、どうすることもできません。我が家の場合はそれが数学だった訳です^_^現在、大学受験向けブログや中学受験の勉強法を参考にして数学克服を進めています。よい結果が出ればいいのですが…
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桜井信一のわが子に教えたくなる中学受験 算数・国語【電子書籍】[ 桜井信一 ]
中学受験をしていないからこそ、読んで良かった桜井さんの本。小学生もうちの子も悩みが一緒なんです❗️
以上、「受験なし→難関高校合格ブログ・その勉強法を信じてよいのか⁈」でした🍀