塾なし高校受験・取り組むべきこと、親が考えておくべきこと
塾なしで中2に突入です。成績は…ですが、上位目指して頑張ります💦取り組むべきことを考えてみました。
- 学校の学力テストに全力で取り組む
- 定期テストのスケジュールをチェックする
- 模試のスケジュールを組む
- 予習スケジュールを立てる
- 志望校の情報を集める
- お金を考える
以下に詳細を書いてみました。
1.学校の学力テスに全力で取り組む
学校の学力テストは定期テスト並み、いやそれ以上に全力で取り組みます!学校の先生が作ったテストでないならば、猛勉強する価値が高いです。というのも実力テストの方が公立入試に近いと思われるからです。
また、勉強したことがテストに出なくても身になれば勝ちです。(定期テストでは山を外してしまうと悲しいですが)
実力テストの結果は先生の評価にも繋がります。定期テストが苦手な子は先生の評価をあげるチャンスです。
定期テスト苦手って?そんな子は実力テストもだめでしょう。
と思われるかもしれませんが、定着の遅い子はいます。逆に定期テストは出来ても忘れるのが早い子もいます。
とにかく高校入試の予行練習が実力テストなんです。入試レベルの努力をすべきです❗️
2.定期テストのスケジュールをチェックする
年間行事予定をチェックします。まだなら昨年度を参考にします。
定期テストの日程をチェックする理由は、テストで良い点をとるためだけではありません。テスト期間と重ならないように塾の模試のスケジュールを組むためです。
3.模試や英検のスケジュールを組む
あらかじめ塾模試や検定試験の日程を確認します。定期テスト期間と重ならなければ受けます。月1ペースくらいが理想的です。
模試のメリットは範囲が広いことです。頻繁に復習できるのでよいペースメーカーにもなります。
また、塾の公開テストの範囲は公開されていることが多いです。テスト範囲も必ずチェックして未修部分は予習を頑張ります。
4.予習スケジュールを立てる
上位高校を狙うなら英語、数学は予習が必須です。
特に娘は数学苦手なので定期テストに間に合うように今から中学2の範囲に取り組んでいます。ひとまず夏までに中2の数学は終えたい、と計画しています。英語は英検2級に挑戦する予定ですが、それだけでは不十分です。
塾の春季講習や夏季講習の利用も考えています。講習に参加すると塾の素晴らしくよくまとめられたテキストをゲットできます。(よいテキストのある塾をえらぶべし)
特に英語はよく出来ています。覚えるべき単語をずらーっとまとめてくれていたり、英検で補えない重要事項を補完できます。
また、進学実績のよい塾の進度はよく考えられています。数学などは学年に関係なく取り組ませています。
たとえば、組み合わせの分野。組み合わせは小学校の内容とそれほど変わらないので無理なく取り組むことができます。塾では高校の数Aの公式で教えています。数学の苦手なうちの子でも理解できました!やっぱり塾って素晴らしいです。
5.志望校の情報を集める
合同相談会、学校訪問に行って志望校を固めていきたいです。志望校には3種類あります。
- 併願優遇の私立高校
- 公立高校
- 試験で受ける私立高校
今後の成績次第では志望校を上げたり、下げることもあり得るので確定はできません。多目に行ってみるべきでしょうね。また、たくさん行ってみた方が比較できるので良いです。
6.お金を考える
コロナ不況に突入した今、教育費はあらゆるパターンを考える必要があります。(我が家では)
塾なし?塾あり?→高校は私立?公立?→大学は私立?公立?はたまた専門学校?
中学で塾にガンガン行かせたけど、子どもの希望により併願優遇の私立へ→高校で予備校出費100万円以上→MARCH 以下の私立理系大学へ
という知り合いがいました。とても真似できない資金力❗️予備校に行くなら公立高校じゃないとウチはムリです💦
塾などの教育費にいくらかけるのか、それに見合った結果が得られなかったとしても大丈夫か?
追い詰められとつい出費してしまいそうなので、予め上限を決めておこうと思います。…個人的には結果に見合う投資にしたいです😓
「私立高校授業料実質無償化」考えていますか?
最近は収入が少ない方が手厚いと非難される助成金ですが、どのくらい助成されるかご存じですか。
東京や大阪では前々から独自に私立高校の助成金がありましたが昨年からは国での助成が始まりました。「私立高校授業料実質無償化」と呼ばれますが、この言葉に惑わされてはなりません。詐欺に近い表現だと思います。
対象の判定方法
判定方法は令和2年7月分以降に新しい基準に変わりました。
対象者の判定は夫婦合算
算式: 市町村民税の課税標準額×6% - 市町村民税の調整控除の額
で判定されます。よって扶養内で働くパートは市民税がゼロであればノーカウントになるかと思われます。
助成額と対象者
上記による算出額 < 154,500円なら最大396,000円
上記による算出額 154,500円以上 < 304,200円なら118,800円
で支給されます。とても分かりにくい判定基準ですがとにかく最大で40万円ほどです。「私立高校授業料実質無償化」の言葉の響きにひかれて
「やったー、無料だー」
と思いますよね。でも実際は授業料=学費ではありません。授業料は私学の費用の一部であり、実際の費用はその2倍以上かかります。ざっと3年で300万円必要です。そのうちの120万円ほど補助しますよ、という制度です。つまり年間で約60万円ほど実費が必要になります。
そもそも対象は高校生。中学生から助成されるならお得ですが、たったの3年間です。しかも残りの学費180万円が払えないと私学には在学できません。
私学の自己出し費用60万円/年を無理なく払えるか
という条件をクリアできないと実質の家計はマイナスです。
「私立高校授業料実質無料化」は決してお得な制度ではありません、手を出さない方がお得です。それを理解した上で私学を選ばないとこんなはずじゃなかった、となると思います😓😓
参考資料↓
https://www.mext.go.jp/content/20200117-mxt_shuugaku01-1418201_1.pdf
以上でした🍀お読みいただきありがとうございました😊