中3・5月~塾模試を受けてみた
5月にX塾で受けたテストの結果がでました。結果の考察をしてみます。
5月に模試は必要?
模試も結構お金がかかります。まだ受けなくてもいいかな、と考えていましたが、学校の実力テストは校内の平均点しか分かりません。
志望校との距離も分からないのではやる気が出ないのでX塾の模試を受検してみることにしました。
X塾とは
X塾はお久しぶりです。1年生の時に難関模試を受けましたが、一般模試は未経験です。コロナ禍だったり、日程が合わなかったりと機会がなかったのです。受けてみると、やはりX塾の模試はいいです。結果がすぐにでます。即日解答をもらえるので復習もすぐにできます。
受検目的
X塾は受検者のレベルが高いことで知られています。東京の最難関都立高校の日比谷高校で偏差値男子58、女子52、国立(くにたち)高校で男子52、女子50 とびっくりな偏差値です。ちなみによつばの公立志望校の偏差値は50足らず。
そんな模試で公立高校の受験の目安になるの??
と思われた方、そうかもしれません。しかし今回の真の目的は併願私立高校の合格可能性を探ることです。といっても目標とする併願私立の偏差値も50を切っていますがね😅
※都立高校の偏差値修正しましたが、男女差にびっくりです❗️❗️
結果
5科目の結果
今回もチャートグラフでお届けします。ふわっとしかわかりませんが、数値だと生々しい割には理解しずらいかと思います。まずは平均との比較です。

平均=偏差値50です。これを上回れば国立(くにたち)高校レベル?ですが当然ながら5科の偏差値は50を下回りました。特に理科、数学で平均点を大きく下回りました。
公立高校の判定
志望校との距離は偏差値で比較してみます。志望校は公立2番手校です。5科目総合の目標偏差値は48。よつばの5科の偏差値は目標に及びませんでした。合格可能性60%だそうです。

英語と社会は頑張りましたが、理数の引っ張りがすごすぎました。即日した自己採点では国語が良かったのでもしかしたら偏差値50越え?と期待したのですが、甘かったです。
私立高校の判定
私立の志望校の目安偏差値は意外にも低くよつばの偏差値の方が上回りました。判定は合格可能性 80% でした。嬉しい限りです❗️しかし、5月現在の成績がいつまで続くかも分からず…この結果をどう受け止めるべきか?
まぁ、滑り留めにしても大丈夫なんじゃない?
というレベルだと認識しておく程度にしておこうと思います。
国語
Z会の添削に頑張った取り組んで一か月が経ちました。さて成果は出たのでしょうか?
結果は意外とできたのですが、平均はさらに高く、どうやら今回の問題は易しかったようです。偏差値50越えを期待しましたが甘かったです。
正答率の80%越えの問題でできていなかったのものは3問でした。
- 漢字1問
- 読解 選択問題1問
- 古典 現代仮名遣いに直す 1問
どれも国語が不得意な私からしても簡単な問題でした。読解と古典が正解していれば平均点はとれるはずでした。
正答率の低かった問題で出来ていた分野は古典(受検者の正答率35%)で評価Bでした。古典優位な傾向は他模試でもありましたがやはりです。多少意味の分からない単語があっても解読できるのは英語の長文と同じ傾向なのかなと思います。ちなみに私は単語が分からないと全く意味が取れないので誰に似たのか…。
また記述の正答率は41 %で平均を下回っていました。部分点でなんとか稼いでいました。まだまだ修行が必要なようです。
数学
数学は相変わらずのひどい点でしたが、進歩も見られました。(前回はもっとひどかったので。)まんべんなく目を通して各分野の始めのサービス問題は手をつけていました。ただ計算ミスもあり得点に結びついていませんでした。
正答率から分析してみると、正解した問題で正答率が低かった分野は「場合の数」、逆に不正解だった問題で正答率が高かった分野は「連立方程式」でした。これはよつばの傾向をよく表しています。よつばは計算が苦手なので「連立方程式」は難易度が高いのです。また、なぜか「確率・場合の数」が得意です。
また不正解が多い分野は「平面図形」と「空間図形」です。学校ではあまり出てこない分野です。よく考えれば簡単に解ける問題もありましたが図形は慣れも必要なのでしょうね。塾に通っていれば違っていたのでしょうか??
平均点までは程遠いですが、あと10点は取れないものかな、と思います。それには計算力と図形問題に慣れることでしょうか。
社会
半分くらいしか得点出来なかった割には偏差値が高くでました。多分塾生は理系が多いのでしょう。でも結果が良いと嬉しいものです。
特に評価が高かった分野は世界地理。正答率が2割を切る時差の問題に正解していました。…計算が苦手なのになぜ??日本史は平均的でした。
理科
理科は平均に届かずでしたが、よつばにしては頑張ったと思います。全てに目を通してきちんと計算問題にも取り組んでいました。あと少しで正確にたどり着くものも多かったです。
内容も深く、でも難問ではないという、非常によい問題でした。公立模試に比べれば難しいですが、公立志願の人にもためになる試験だと思いました。
英語
得意な英語は偏差値が伸びませんでした。もう中3なのでそろそろ塾生に抜かれていく時期だなとは思っていたので予想通りといえば予想通りです。
まぁ早慶志望でなければ英語はそれほど難しい問題は出ません。みなが点が取れるテストでは得点源にならないので英語に頼りすぎは危険です。苦手な国語と数学に力を注いだ方がよいのかなと思っています。
W塾、Z会のテストとの比較
素点で見る比較

素点比較では試験の難易度が伺えます。X塾は数学が難しく、国語が易しいといえるでしょう。
偏差値でみる比較

各教科の偏差値の差からしてX塾は理数系が多く、Z会は文系が多いのかな、と伺えます。W塾の模試は高レベルクラスの方は受けていないらしいので理社の仕上がりが遅いのかな、とも伺えます。
外部模試の詳細はこちらの記事をご参照ください↓
総括
全体から分かったこと
今回のテストは本番とテストの傾向も母集団も違っていたと思います。しかし、難関塾での立ち位置は確認できました。思ったより良かったです。
併願私立に関しては胸を張って受けられるレベルに今のところはいるようです。また公立志望校はまだ遠いところにいます。判定を上げるにはギアを上げていかなければなりませんが、当然ライバルも勉強をしてきます。何か思い切ったことをしなければ志望校には届かない気もします。
それでも塾に行かない?
通塾は前向きに検討しています。
塾にはデメリットもたくさんあります。特に我が家では費用面が一番の懸念点でしたが、中3になったので通塾期間は短くなりその問題もあまりなくなりました。一般的に大手進学塾での費用は中1で30万以上、中2で60万以上、中3で80万以上でしょうか。中3で一気に上がるので負担が軽いとは言えませんが。
塾は演習するということに長けては非常に効率的だと思われます。志望校にあった問題をチョイスしてくれたり、苦手科目の補強をしてもらえたり。しかしそうでない塾もあるので見極めが難しいところです。
以上でした🍀